鰐石歯科医院では国産メーカーのRFさんのCTを導入しています。
RFのCTのいいところ!
1.他院と情報連携ができる!
2.CT値による骨評価が容易に行え、インプラント手術の計画が正確にできる
3.メーカー直販なので安価で修理対応が早い
1.の他院との情報連携ですが、今まではCDやUSBなどの媒体やクラウドデーターのやりとりで行っていました。日数がかかったり、個人情報の郵送ということでストレスがかかっていました。
しかしRF導入後はこの連携が簡単になり、的確なアドバイスができるようになりました。
2.CTを撮影し、骨の厚さや深さなどを測定し一般的に治療計画が立てられます。
RFは撮影後骨の密度をカラーで表示することができ
骨の評価を行った上で植立位置や インプラントホールの開け方(手術の方法)
を正確に計画できます。
これにより骨があると思って開けたらすかすかだった!とか
硬くて削る際に骨のやけどを起こして、
予後不良になるようなことを避けることができます。
実際のケースを見てみましょう。
左のCT像では7番欠損部位(一番奥の歯)の理想的な位置に十分な骨があるように見えます
しかしCT値の処理を行うと骨の中は青くスカスカであることがわかります。
そこで頬舌的な位置にある赤い骨で固定しブルーの密度が低い骨の部分は
アダプテーションテクニックという骨密度を上げる方法で密度を上げます。
インプラント周囲の骨が青から密度が上がり緑になっていますね。